Q1:生理前や妊娠初期に緑色のおりものが出ることは絶対に異常ですか?
A1:はい、明確な緑色を呈している場合は異常と考えてください。妊娠初期や生理前の黄体ホルモンの影響で黄色っぽく見えることは生理的範囲内であり得ますが、白血球の膿を含んだような緑色や泡立ち、強い匂いがある場合は、ホルモンの影響ではなく病原菌による感染症が疑われます。特に妊娠中は胎児への影響を防ぐためにも迅速な受診が必要です。
Q2:かゆみや痛みが全くなくても、病院に行くべきですか?
A2:速やかに受診してください。クラミジア感染症や細菌性膣症のように、かゆみをほとんど伴わないまま子宮や卵管へ炎症が進行する疾患は数多く存在します。「症状が軽い=軽症」ではなく、無自覚のまま慢性化して卵管狭窄や不妊症の原因となるケースが多いため、色の変化自体を受診のサインとして捉えてください。
Q3:ドラッグストアで買えるカンジダの市販薬を使ってもいいですか?
A3:使用しないでください。市販のカンジダ薬は真菌(カビ)を対象とした薬剤であり、緑色のおりものの原因となるトリコモナス原虫や細菌、淋菌には一切効き目がありません。誤った薬剤の使用は膣内の常在菌叢をさらに乱し、病態を悪化させる危険性があります。まずは婦人科で原因微生物を特定することが先決です。
Q4:婦人科の検査は痛いですか?男性医師に抵抗がある場合はどうすればよいですか?
A4:おりものの検査は綿棒で膣内の分泌物を軽くなでるように採取するだけですので、強い痛みを伴うことは基本的にありません。男性医師の診察に抵抗がある場合は、近年増加している女性医師が常勤するクリニックや、プライバシーに配慮されたレディースクリニック、性感染症専門外来を選択して予約することをおすすめします。