植物の水の通り道とは?根から葉へ吸い上げる驚きの仕組みと覚え方

植物の水の通り道とは?根から葉へ吸い上げる驚きの仕組みと覚え方

植物の水の通り道とは?根から葉へ吸い上げる驚きの仕組みと覚え方に関するポイントを丁寧にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

植物の分類において、維管束の配置パターンは植物の進化形態や分類を決定づける最重要ポイントです。被子植物は大きく「双子葉類」と「単子葉類」に分かれ、それぞれ単子葉類 双子葉類 茎の断面の構造が全く異なります。

双子葉類(ヒマワリ、ホウセンカ、アサガオなど)の茎では、維管束が円形(輪状)に規則正しく並んでいます。維管束の中には道管と師管の間に「形成層」と呼ばれる細胞分裂を行う組織があり、ここが活発に増殖することで茎が太くなる(肥大成長)特性を持っています。

一方、単子葉類(トウモロコシ、イネ、ツユクサなど)の茎を切断すると、維管束は輪にならず、茎の断面全体にバラバラに散らばって(散在して)存在します。形成層を持たないため、双子葉類のように年輪を作って幹が太くなることはありません。

項目双子葉類(ヒマワリ・ホウセンカ)単子葉類(トウモロコシ・ツユクサ)編集部の見解・試験対策ポイント茎の維管束の並び方中心を囲むように輪状(円形)に並ぶ断面全体に散在(バラバラ)しているスケッチ問題の超頻出項目。丸い輪か点在かで見分ける。形成層の有無あり(道管と師管の間に位置)なし樹木のように太くなれるのは形成層がある双子葉植物。道管・師管の位置関係内側:道管 / 外側:師管各束の中心側:道管 / 外側:師管散在していても個々の束の中では「内側が道管」の規則は共通。葉脈の形状網目状(網状脈)平行(平行脈)葉脈と茎の維管束構造は完全に連動して出題される。根の形状主根と側根ひげ根植物の全体構造をセットで暗記することが失点を防ぐ鍵。

このように、維管束の配置は茎単体のものではなく、葉脈や根の構造とも密接に結びついています。中学理科 維管束テスト対策としては、単に茎の断面図を暗記するだけでなく、「双子葉類=網状脈=主根と側根=輪状の維管束」という一連のパッケージとして構造を理解することが高得点への近道です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。