日本人の目の色は黒じゃない?茶色やヘーゼルが存在する理由と遺伝の真相

日本人の目の色は黒じゃない?茶色やヘーゼルが存在する理由と遺伝の真相

日本人の目の色は黒じゃない?茶色やヘーゼルが存在する理由と遺伝の真相の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

日本人における虹彩のカラーバリエーションは、一見均一に見えて細分化されています。国内の眼科調査データや人類学的計測をもとに、日本人にみられる目の色の種類と出現割合、それぞれの特徴を整理しました。

虹彩の分類・種類日本人における割合(推定)メラニン色素と光学的特徴視覚的特徴・見え方ダークブラウン(濃褐色)約50%〜60%ユーメラニンが最密に沈着し、光を強力に吸収室内では黒に見え、強い光の下で深みのある焦げ茶色に見えるミディアムブラウン(中褐色)約30%〜40%適度なメラニン量。光が内部で適度に反射・拡散自然光下で明確に茶色と判別できる、透明感のある栗色アンバー(琥珀色・明褐色)約3%〜5%リポクローム色素と薄いユーメラニンによる黄色味黄金色や薄い蜂蜜色に見え、光が当たると強く輝くヘーゼル(淡褐色〜緑褐色)1%未満(稀少)微量のメラニンとレイリー散乱による光学的混色瞳孔周りは茶色、外縁部にかけて薄緑や灰色がグラデーション化ブルー(青色・青灰色)0.01%未満(極めて稀)メラニンが極小で、構造色(レイリー散乱)のみが表出先天性色素欠乏症や特異な遺伝子変異による青色

日本人の約9割以上はダークブラウンからミディアムブラウンの範囲に収まりますが、残り数パーセントの層には生まれつき琥珀色やヘーゼルといった明るいトーンの瞳を持つ人々が確実に存在します。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。