爽健美茶のパッケージ刷新を語る上で欠かせないのが、ラベルの奥にあるボトル成型技術(インダストリアルデザイン)の進化です。
飲料ボトルの形状には、冷えたボトルを持った際に指先が滑りにくい人間工学的アプローチが不可欠です。爽健美茶のボトル中央部に施されたなだらかな「ウェーブ(くびれ)」は、平均的な手のひらのサイズに合わせた設計となっており、握力の弱い子どもや高齢者でも安定して保持できます。さらに、ボトルの側面に施された繊細なリブ(筋状の凹凸)は、単なる装飾ではなく、ペットボトルの肉厚を極限まで薄くしてもボトルがペコペコと潰れないよう強度を担保する工学的な梁の役割を果たしています。
また、昨今注目を集める「ラベルレスボトル」では、パッケージ印刷という最大の情報伝達手段をあえて排除しました。その代わりに、ボトル成型時の金型によって直接「爽健美茶」のロゴやボタニカルのモチーフを浮き彫りにするエンボス加工が施されています。この立体造形は、光の屈折によってお茶の水色(すいしょく)を美しく引き立たせる視覚的効果も生み出しており、ゴミ出し時のラベル剥がしのストレスをゼロにしながら、プロダクトとしての美観を両立させています。