Q1:細かく砕いたピーナッツ入りのクッキーやチョコレートなら、2歳児に食べさせても大丈夫ですか?
A1:絶対に避けてください。破片が小さければ安全というのは医学的な誤認です。微小な粒ほど咀嚼されずに唾液とともに気道へ吸引されやすく、気管支の最深部に落ち込んで取り出しにくくなります。ナッツの粒や破片が含まれる焼き菓子やスナック類は、5歳を過ぎるまで与えないでください。
Q2:誤嚥を疑って小児科を受診する際、医師に何を伝えれば診察がスムーズですか?
A2:①「いつ、何を、どれくらいの量食べたか(疑いを含む)」、②「食べた直後にむせ込みや咳、呼吸困難があったか」、③「その後の声のかすれ、熱、呼吸音の異常(ゼーゼー音)」の3点を時系列でメモして伝えてください。ナッツはX線検査に写りにくいため、保護者による初動のエピソード伝達が診断の最大の決め手となります。
Q3:上の子(小学生)がピーナッツを食べる際、2歳の下の子がいる家庭ではどう対策すべきですか?
A3:原則として「下の子の手が届く空間にナッツ類を持ち込まない」のが鉄則です。食べる場合は上の子に食卓限定で食べさせ、食べこぼしが床に落ちていないかを保護者が必ず確認・掃除してください。また、節分の時期は大豆を撒くのをやめ、落花生の殻ごと投げることも避け、小袋入りのラムネや丸めた紙ボールで代用する家庭が標準となっています。