インバウンド需要の爆発は、現地に「白馬バブル」とも呼べる経済現象を引き起こしています。スキー場周辺やエコーランド地区に立ち並ぶ外国人経営のレストランやバーでは、欧米水準に合わせた価格設定が常態化。一杯3,000円前後のプレミアムラーメンや、数万円単位の和牛ステーキが飛ぶように売れる光景は日常茶飯事です。
この経済熱は不動産市場にも直結しています。国土交通省の公示地価データでも、白馬村の商業地やリゾート用地は長野県内トップクラスの上昇率を記録。国内外のデベロッパーによる外資系高級ラグジュアリーホテルの開業や高級別荘地開発が目白押しで、1泊数十万円を超えるハイエンド層向けの宿泊施設が続々と誕生しています。かつての素朴な日本のスキー場街は、国際的な高級スノーリゾートへと完全に様相を変えました。