北中米ワールドカップ2026は、2026年6月11日の開幕戦(メキシコシティ/エスタディオ・アステカ)から7月19日の決勝戦(ニューヨーク・ニュージャージー/メットライフ・スタジアム)までの39日間にわたり開催されます。全104試合が繰り広げられる舞台は、3カ国に点在する計16のメガスタジアムです。
開催都市は、地理的・気候的な観点から「西海岸地域(バンクーバー、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス)」「中央地域(グアダラハラ、メキシコシティ、モンテレイ、ヒューストン、ダラス、カンザスシティ)」「東海岸地域(アトランタ、マイアミ、ボストン、ニューヨーク/ニュージャージー、フィラデルフィア、トロント)」の3ゾーンに大別されています。
チーム関係者や現地取材班が最も警戒しているのが、「時差」「長距離移動」「急激な気候変化」という3重の負荷です。例えば、メキシコシティの高地(標高約2,200m)で試合を行った数日後に、湿度の高いヒューストンや酷暑のアメリカ南部へ移動してプレーするケースが想定されます。FIFAはグループステージ期間中の移動距離を最小限に抑えるクラスター編成を敷く方針を示しているものの、ラウンド32以降の勝ち上がりにおいては数千キロ単位のフライトが避けられません。