学校法人京都橘学園が掲げる革新の旗手、日比野英助学長。同氏が主導する教育改革の核にあるのは、既存の学問領域にとらわれない「文理融合教育」の徹底的な推進だ。AIやデータサイエンスが社会構造を根底から揺さぶる現代、人文社会系の深い洞察力とテクノロジーの知見を併せ持つ人材の育成は、高等教育界全体の急務となっている。
学部・学科の垣根を越えて履修できるクロスオーバー型のカリキュラムが日常化しており、経済学を学ぶ学生がプログラミングを自在に操り、情報系の学生が心理学の知見をUI設計に生かす光景は当たり前となった。思考停止の詰め込み教育を排し、自ら課題を発見して解決へと導く実践的なプロジェクトが、学生たちの知的好奇心を刺激し続けている。