ネット上の掲示板やSNSでは、新町キャンパスが「今出川の離れ小島」「本流から外れた隔離エリア」などと揶揄されるケースが散見されます。しかし、現地取材と学生アンケートから浮かび上がったのは、そうしたネガティブな噂とは対照的な実態です。
社会学部の現役生は次のように語ります。
「入学前はメインキャンパスから離れていることが不安でした。でも実際は、新町キャンパスのコンパクトさが心地いい。臨光館のラウンジに行けばゼミの仲間や知った顔が必ず誰かいて、自然と会話が生まれる。何千人もが行き交う今出川キャンパスの人混みに疲れたときの避難所のような感覚すらあります」
また、政策学部で学ぶ学生からも同様の肯定的な指摘がなされています。
「プレゼン準備やグループワークが頻繁に課される政策学部にとって、臨光館の空き教室やラウンジは格好の作業場です。今出川の図書館のように席取り競争に神経をすり減らす必要が少なく、学術的な議論に没頭できる密度があります」
体育会や大型インカレサークルの多くは今出川や新町学生会館を拠点としており、新町の学生が課外活動で疎外されることは構造上あり得ません。むしろ「普段の学びは落ち着きのある新町、サークルや全学イベントは今出川」という明確なオン・オフの切り替えが、学生のメンタルヘルスや集中力に好影響を与えています。