山野へ足を踏み入れる際のアウトドア・登山安全対策も、かつての牧歌的なスタイルから脱却しなければならない。遭遇事故の大半は、見通しの悪いカーブや沢沿い、強風時など、クマと人間の双方が互いの存在に気付かないまま至近距離で鉢合わせることで発生する。
予防策としての「音出し」は基本中の基本だ。クマ鈴やホイッスル、ラジオを鳴らし、こちらの存在をあらかじめ知らせることで、本来臆病な性質を持つクマの大半は自ら姿を消す。ただし、人工的な音に慣れてしまった個体や、沢の轟音・風音で鈴の音が掻き消される環境では過信は禁物だ。見通しの利かない藪の茂みやカーブの手前では、声を出す、手を叩くなど複数の手段を組み合わせ、常に周囲の気配や痕跡(真新しい足跡、糞、爪痕)に神経を研ぎ澄ませる姿勢が求められる。 (出典: 熊 に 遭遇 したら(Yahoo!ニュース))
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