三原じゅん子氏の最初の夫は、元レーシングドライバーの松浪康男氏です。1980年代半ばから本格的に四輪レース活動へ打ち込んでいた三原氏は、1987年から国際B級ライセンスを取得し、全日本GT選手権などに参戦するほどの本格派ドライバーとして知られていました。そのモータースポーツの現場で意気投合し、1990年にゴールインを果たします。
当時、女優活動と並行して命がけのレースに挑む三原氏にとって、同じ危険や重圧を共有できる松浪氏は唯一無二の理解者でした。しかし、約9年間の婚姻生活の末、1999年5月に離婚が成立します。
表面化した破局の理由は、互いのレース活動に伴う「生活リズムの決定的なすれ違い」でした。モータースポーツは莫大な遠征費用と時間を要し、シーズン中は全国各地のサーキットを転戦します。プロアスリート同士の家庭生活は想像以上に過酷であり、加えて三原氏自身の芸能界復帰や事業活動の多忙さも重なり、夫婦として膝を突き合わせて対話する時間が削られていきました。憎しみ合っての別れではなく、それぞれの道に専念するための円満合意によるピリオドでした。