日本語の文章において、文字数のおよそ70%を占めているのが「ひらがな」です。つまり、漢字を猛練習するよりも、ひらがなを整えるほうが文章全体の印象を劇的に良くする近道といえます。
実践的なひらがなをきれいに書くコツは、以下の3原則を意識することです。
1つ目は「丸みを帯びたスペース(懐)を潰さないこと」。「あ」「お」「め」「ぬ」などの文字は、内側の空間をふんわりと丸く保つことで、柔らかく上品な印象に仕上がります。
2つ目は「角を丸めすぎず、適度なメリハリをつけること」。「て」「そ」「ろ」などの折れ曲がり部分は、少しペン先を止める意識を持つとだらしない印象を払拭できます。
3つ目は「漢字よりもひと回り小さく書くこと」。漢字を10のサイズとした場合、ひらがなを8前後のサイズに抑えて配置すると、文章全体に心地よいリズムと余白が生まれます。