激しい痛みに見舞われた際、誰もが直面するのが「患部を冷やすべきか、それとも温めるべきか」という選択です。結論から述べると、休日の寝起きに襲ってくる「脈打つような痛み」「動くとガンガン響く痛み」に対しては、患部を冷やすことが医学的鉄則です。
拡張しきった血管を物理的に引き締め、周囲の炎症を沈静化させることが寝すぎ頭痛即効で治す方法の最優先事項となります。保冷剤や氷枕をタオルで包み、痛む側のこめかみや、首の後ろにある太い血管(頸動脈付近)に当ててください。冷やす時間の目安は15〜20分程度です。感覚が鈍くなるまで冷やし続けるのではなく、血管の拡張が落ち着くまで断続的に当てるのがポイントです。一方で、湯船に浸かったりマッサージをしたりして体を温めると、血流がさらに増加して血管が広がり、耐えがたい激痛へと悪化するため絶対に避けなければなりません。
痛みの緩和をサポートする身近な手段として注目されるのが、寝すぎ頭痛カフェインコーヒーの活用です。カフェインには脳血管を収縮させる薬理作用があり、適量を摂取することで拡張した血管をタイトに戻す手助けをします。痛みの初期段階で、ホットまたは常温のブラックコーヒーや濃いめの緑茶をカップ1杯(カフェイン量として約80〜100mg)ゆっくり飲むことが推奨されます。ただし、胃が荒れている場合や吐き気がある場合は刺激が強すぎるため、無理に飲むのは控えてください。
また、道具を使わずにその場で痛みを緩和させるアプローチとして、寝すぎ頭痛に効くツボの刺激も有効です。親指と人差し指の骨が交差する手前の窪みにある「合谷(ごうこく)」や、後頭部の生え際にある窪み「風池(ふうち)」を、息を吐きながら痛気持ちいい強さで5秒間圧迫し、ゆっくり離す動作を数回繰り返すことで、三叉神経の興奮を和らげる効果が期待できます。