編集部では、実際に3ヶ月以上ベッド上での筋トレを日常に取り入れている20代〜40代の男女、およびパーソナルトレーナーを対象にヒアリングを実施しました。寝ながら筋トレ ネットの口コミ・評判の裏側にあるリアルな声をお届けします。
都内のIT企業に勤務する30代女性は、自嘲気味にこう語ってくれました。「平日は深夜残業続きで、ヨガマットを床に敷くことすら心理的ハードルが高かったんです。ベッドに入ってから『脚を20回持ち上げるだけ』と決めたら、気づけば半年続いていました。体重はマイナス1.5kg程度ですが、履けなくなっていたスキニーデニムの太もも部分がすんなり通るようになったのが何よりの収穫です」
一方で、手厳しい現場の指摘もあります。大手フィットネスクラブでチーフトレーナーを務める男性は次のように分析します。「『寝ながら全身激痩せ』といった誇大広告を真に受けて入会してくるお客様が後を絶ちません。現場でチェックすると、足を持ち上げる際に息を止めてお腹がポコッと膨らんでいる(腹圧が抜けている)方が非常に多い。正しく筋肉を使えていなければ、100回動かしてもただ疲れるだけで終わってしまいます」
ユーザーの生の声が浮き彫りにしたのは、「劇的な減量を求める人には物足りないが、忙殺される日常で体型の崩れを食い止めたい人にとっては、代替不可能なセーフティネットになっている」という現実です。