Q1:日本の平均年収の中央値は具体的にいくらですか?
A1:給与所得者全体の中央値はおよそ390万〜400万円程度です。国税庁調査の「平均458万円」という数字は超高所得層が数値を引き上げているため、労働者の実感に最も近い真ん中の値は400万円前後となります。さらに20代〜30代前半や単身層に限定すると、中央値は300万円台前半まで下がります。
Q2:年収400万円の手取り月額と実際の生活水準はどれくらいですか?
A2:ボーナスを年2ヶ月分と想定した場合、毎月の手取り額は約22万〜23万円です。家賃、光熱費、食費などの生活基本支出を支払うと手元に残る金額は数万円程度であり、急な出費や将来への貯蓄、子育て費用を捻出するにはかなりの節約が求められる水準です。
Q3:2026年以降、日本の平均給与は全体的に上がっていくのでしょうか?
A3:人手不足とインフレを背景に、名目給与の引き上げ傾向そのものは継続すると予測されます。ただし、ベースアップを実現できるのは財務基盤の強固な大企業や成長産業が中心です。中小企業や労働集約型の現場では価格転嫁の遅れから賃上げが限定的となり、企業間・業界間の賃金格差は従来以上に拡大していく可能性が高いとみられています。