Q1:衆議院選挙で過去に自民党が単独過半数を失ったのは何回ありますか?
A1:1955年の結党以来、1976年(三木内閣)、1979年(大平内閣)、1983年(中曽根内閣)、1993年(宮澤内閣・政権転落)、2009年(麻生内閣・政権転落)、そして2024年(石破内閣)など複数回あります。ただし、追加公認等で過半数を回復したケースや連立政権を組んで維持したケースが多く、政権そのものを失ったのは1993年と2009年の2回です。
Q2:小選挙区制と中選挙区制の最大の違いは何ですか?
A2:中選挙区制(1つの選挙区から3〜5名選出)は、同一政党から複数候補が立つため党内派閥争いが激化し、政権交代が起きにくい構造でした。現行の小選挙区比例代表並立制(1選挙区1名)は、政党対政党の分かりやすい対立軸が形成され政権交代が起こりやすい反面、死票が多くなり数パーセントの得票差で議席が極端に変動する特徴があります。
Q3:なぜ衆議院の解散は総理大臣が自由に行えるのですか?
A3:憲法第69条(内閣不信任決議による解散)に加え、憲法第7条の「天皇の国事行為(内閣の助言と承認)」を根拠とする「7条解散」が慣例として認められているためです。重要法案の是非や政権の信任を国民に直接問う権限として首相の強大な政治的武器となっていますが、党利党略での乱用には常に批判がつきまといます。