Q1:自閉スペクトラム症(ASD)とアスペルガー症候群は何が違うのですか?
A1:かつては言語発達の遅れを伴わないタイプを「アスペルガー症候群」と呼んでいましたが、現在の国際的な医学診断基準(DSM-5)では、自閉症やアスペルガー症候群などを統合し、連続体(スペクトラム)として「自閉スペクトラム症(ASD)」という名称に統一されています。
Q2:芸能界で自閉症や発達障害を公表する人が増えたのはなぜですか?
A2:社会全体でニューロダイバーシティ(神経多様性)への理解が進み、特性をポジティブな個性として受け入れる土壌が整ってきたことが挙げられます。また、SNSの発達により当事者自身が直接メッセージを発信できるようになったことも公表を後押ししています。
Q3:自閉症の特性を持つ人は全員が天才的な才能を持っているのですか?
A3:いわゆる「サヴァン症候群」のように特定の分野で並外れた能力を示す人は一部であり、すべての当事者が特殊な才能を持つわけではありません。大切なのは、天才性ばかりに目を向けるのではなく、個々人の得意・不得意を正しく理解し、それぞれに合った環境を整えることです。