高い完成度を誇りながら、なぜ2015年6月30日という異例の早さでサービス終了を迎えることになったのか。その最大の理由は、ターゲット層とプラットフォームの致命的なミスマッチにありました。
『イナズマイレブン』シリーズの根幹を支えるメインターゲットは小中学生を中心とした若年層です。しかし、当時はまだ個人用PCの普及率が低く、ハンゲームのアカウント作成やクライアントのインストールというハードルが新規参入を大きく阻害しました。結果としてコアな大人ファン以外のプレイヤー流入が伸び悩み、アクティブユーザーの母数が想定を下回り続けたことが、わずか1年での撤退という決断の引き金となったのです。