近年、羽田や成田をはじめ、ロンドン・ヒースローやアムステルダム・スキポール、米国の主要空港などで「3D CT手荷物スキャナー」の導入が進んでいる。バッグからパソコンや液体物を取り出さずに検査できる先進機器であり、一部の国内線や一部諸国の空港では液体物容量制限の大幅緩和や撤廃が実験的に試みられてきた。
しかし、2026年現在の国際線において、世界統一の緩和措置が完了しているわけではない。出発地で最新スキャナーが稼働していても、乗り継ぎ空港や帰国便の空港が従来型機器であれば、旧来の100mlルールが厳格に適用される。旅行者が混乱を避けるためには、「国際線では依然として100mlを超えるペットボトルの手荷物検査通過は原則不可」と認識しておくのが最も安全だ。