コメダ珈琲店のかき氷が毎年飽きられない理由は、不動のレギュラー陣(いちご、宇治抹茶)の脇を固める、挑戦的な限定シロップの存在にあります。歴代の限定フレーバーを振り返ると、コメダの開発チームがいかに「氷としての清涼感」と「喫茶店らしい濃厚な満足感」の鬩ぎ合いを研究してきたかが分かります。
過去には、柑橘の皮のほろ苦さを巧みに生かした「夏みかん」や、濃厚な果肉感を再現して大ヒットを記録した「白桃氷」「ラ・フランス氷」、さらにはスパイスの刺激で酷暑を吹き飛ばす異色作「クラフトコーラ氷」など、多種多様な傑作が世に送り出されてきました。また、スイーツとのハイブリッドとして話題をさらった「キャラメルプリン氷」や、練乳との二重奏を前提に設計された「ぶどう氷」も根強い支持を集めました。
そうした試行錯誤の歴史を踏まえ、2026年シーズンにおいて編集部が自信を持って推奨する「おすすめ味の組み合わせ」は以下の2大巨頭です。
- 第1位:宇治抹茶 + 小倉あん + ソフトクリーム(鉄板の名古屋流和パフェ仕様)
ほろ苦く渋みのある本格的な宇治抹茶シロップが、氷の融解を適度に抑えつつ舌をリセット。そこにコメダ特製の小倉あんの重厚な粒感と、冷たいソフトクリームの乳脂肪分が溶け合うことで、単なるかき氷の領域を遥かに超えた高級和甘味の境地に到達します。 - 第2位:いちご + 練乳 + ソフトクリーム(究極のミルキーいちご)
どこか駄菓子屋を想起させる親しみやすいイチゴシロップに、練乳のミルキーな甘み、そしてソフトクリームが合流することで、往年の「いちごミルク」を極限までリッチに仕立て直した贅沢な味わいを楽しめます。子どもから大人まで失敗のない盤石の選択肢です。