館内は大きく分けて「江戸時代フロア(9階)」と「近代・現代フロア(8階)」、そして特別展が開催される「企画展示室」で構成されています。それぞれの見どころを深掘りします。
1. 9階:大坂の町並み再現(江戸時代)
暖簾をくぐって町家の中へ自由に入ることができ、当時の台所(かまど)や箱階段、畳敷きの座敷などを直接見学できます。路地裏には井戸や犬・猫のオブジェが隠れており、細部まで遊び心あふれるディテールが散りばめられています。触れて体験できる生活道具も多く、写真映えスポットとしても抜群です。
2. 8階:モダン大阪と住まいの変遷(近代〜現代)
江戸から明治・大正・昭和へと至る大阪の都市住宅の歴史を、精巧な動くジオラマや模型、パノラマ展示で解説しています。大大阪(だいおおさか)時代と呼ばれた大正末期から昭和初期の心斎橋筋や通天閣周辺の賑わい、近代長屋、公団住宅の暮らしがミニチュアで生き生きと再現されており、歴史ファンならずとも思わず見入ってしまう完成度を誇ります。
3. 企画展・特別展の魅力
住まいのミュージアムでは、伝統的な工芸や住まいに関する古写真、季節ごとの生活道具に焦点を当てた企画展が定期的に更新されています。都市史や民俗学の貴重な一次資料が公開されることも多く、リピーターでも常に新しい発見に出会えます。