言葉を超える視覚記号!ピクトグラムの発祥秘話と規格改定の真実

言葉を超える視覚記号!ピクトグラムの発祥秘話と規格改定の真実

言葉を超える視覚記号!ピクトグラムの発祥秘話と規格改定の真実の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

今日世界中で使われている体系的なピクトグラムが誕生した背景には、歴史的なドラマがあった。1964年に開催された東京1964年オリンピックだ。当時、日本語という言語の壁に直面した日本は、世界中から訪れる選手団や観客をいかに円滑に案内するかという未曽有の課題を突きつけられていた。

この難局に挑んだのが、美術評論家の勝見勝を中心とする若きグラフィックデザイナーたちだった。彼らは「一切の文字に頼らず情報を完璧に伝える」という前代未聞の共同プロジェクトを立ち上げた。競技種目や施設案内をシンプルかつエレガントに表現した標識群を見事に完成させた彼らは、驚くべき英断を下す。自らが勝ち得た著作権をすべて放棄し、社会の共有財産として世界へ無償で開放したのだ。この著作権放棄の思想があったからこそ、ピクトグラムは一気に世界共通の視覚言語として世界中に波及した。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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