Q1:三菱自動車が近いうちに倒産・潰れる可能性はありますか?
A1:直ちに法的倒産に陥る可能性は極めて低いです。5期ぶりの最終赤字(92億円)を計上したものの、手元流動資金は確保されており、金融機関との関係も維持されています。即座の破綻ではなく、「海外事業の縮小と収益構造の再構築」という構造改革フェーズにあると理解するのが正確です。
Q2:三菱の車を購入した場合、将来の修理やアフターサービスは受けられなくなりますか?
A2:一切の心配はありません。全国の正規ディーラーネットワークは通常通り稼働しており、万が一特定の地域販社が事業譲渡等を行っても、メーカー直営または隣接地域の販社がサポートを引き継ぐ体制が確立されています。部品供給やリコール対応も法令に基づき継続されます。
Q3:なぜ「三菱グループが助けるから絶対潰れない」と言われるのですか?
A3:戦前の三菱財閥の流れを汲む「三菱金曜会」の強固な結束と、2000年代のリコール隠し危機時に三菱重工や三菱商事、三菱UFJ銀行が巨額資金を投じて支えた歴史があるためです。しかし、現在の筆頭株主は日産自動車(約34%)であり、コーポレートガバナンスが重視される現代において、財閥グループによる無条件の救済を過信するのは禁物です。
Q4:過去の「リコール隠し」や「燃費不正問題」は現在も影響していますか?
A4:日産自動車の傘下に入って以降、品質監査体制やコンプライアンス機構は根本的に刷新され、現在の生産車両における安全性や燃費数値の信頼性は確保されています。ただし、消費者のブランドイメージにおいては「不祥事体質」という過去の印象が完全には消え去っておらず、業績悪化時に倒産説が再燃しやすい土壌となっています。