90年代の音楽番組『BREAK OUT』などで熱狂的な支持を集めた時代から、彼女の根底にあるのは「自らの足で立つ」という強烈な自立心だ。当時のJ-ROCKブームの荒波を生き抜き、事務所の移籍や環境の変化を経験しながらも、自分らしさを見失うことはなかった。
結婚後も「誰かの妻」「誰かの母」という枠組みだけに収まらず、表現者としてのアイデンティティを保ち続けた。こうした強い自立心ゆえに、旧来の「家庭に尽くす良妻賢母」像を求める一部の層からは冷ややかな目を向けられることもあったが、彼女は終始ブレない。自分らしい生き方を貫く姿勢こそが、彼女の最大の魅力なのだ。