番組全体の平均値である番組平均視聴率に対し、放送時間内の最も盛り上がった1分間を切り取った「瞬間最高視聴率」には、視聴者の感情が爆発した瞬間が刻まれています。
近年の代表例として語り草なのが、2013年版『半沢直樹』最終回における瞬間最高46.7%です。主人公・半沢直樹(堺雅人)が宿敵・大和田常務(香川照之)を土下座で追い詰める緊迫のクライマックスから、頭取室でまさかの出向を言い渡されるラストシーンにかけて数値が急上昇し、列島全体が息を呑みました。
2011年放送の『家政婦のミタ』最終回では、感情を一切見せなかったロボットのような家政婦・三田灯(松嶋菜々子)が、阿須田家の子供たちに請われてついに微笑みを浮かべた瞬間に瞬間最高42.8%をマーク。全国の視聴者が「ミタさんの笑顔」を待ち望んでいたことが数字の上でも証明されました。
さらに遡ると、2000年の『ビューティフルライフ』最終回では、病に倒れた町田杏子(常盤貴子)の遺体に沖島柊二(木村拓哉)がメイクを施す慟哭のシーンで瞬間最高47.1%を記録。恋愛ドラマの枠を超えた究極の純愛シーンとして、今なお多くのファンの心に刻まれています。