エアコンを使用していて最も突発的に起きやすいトラブルが「室内機からの水漏れ」です。エアコン内部で発生した結露水は通常、ドレンホースを通って屋外へ排出されますが、内部のホコリ詰まりやホースの歪み、台風時の気圧変化などが原因で室内に水が逆流することがあります。
もしエアコンの真下に冷蔵庫を置いていると、溢れ出たドレン水が冷蔵庫の天面や背面に直接降り注ぎます。近年の冷蔵庫は天面に制御基板が配置されているモデルも多く、隙間から水分が侵入すると電子回路がショートして一瞬で故障に至ります。
さらに恐ろしいのが、背面やコンセント周辺に水が滴ることで発生するトラッキング現象です。ホコリと水分が電気プラグ周辺に付着すると放電が起き、冷蔵庫の真上にエアコンがあるレイアウトでは火災リスクが格段に跳ね上がります。「今まで水漏れしたことがないから大丈夫」と油断していると、ある日突然大事故につながりかねません。