「SNSで流れてくる『お茶だけで3万円』なんて話は、ほぼ詐欺アカウントの釣り文句です」とサキさんは苦笑する。独自取材を通じて複数の当事者から得られた証言を総合すると、現場で実際に動いている「お手当」の相場は極めて現実的だ。食事のみの「顔合わせ」やカフェでの短時間の面談では5,000円から1万円程度。ディナーを共にして1万5,000円から3万円前後が現在の標準的なラインとなっている。
定期契約と呼ばれる月極の支援であっても、20万円から40万円程度が最も厚いボリュームゾーンだ。もちろん、経営者や資産家といった一部の層から手厚い支援を受ける例も存在する。だが、そうした関係には相応の気遣いや時間的拘束、高いコミュニケーション能力が求められる。「相場を知らずに法外な条件を要求してパパから敬遠されるか、逆に安く買い叩かれて疲弊するかの二極化が進んでいる」と、ある関係者は指摘する。