ポータルサイトで「個室あり」と記載されていても、現場へ足を運ぶと落胆させられるケースがある。いわゆる「半個室」や「パーテーション仕切り」の存在だ。天井部分が大きく開いていれば、隣の会話は筒抜けになる。すだれ一枚の仕切りでは、シルエットやタバコの煙、視線が気になって会話に集中できない。
失敗を避けるためには、壁と扉で完全に四方が遮断された完全個室であるかどうかの事前確認が欠かせない。防音性に配慮された壁構造か、扉は引き戸か開き戸か。細部へのこだわりが居心地の差となって現れる。
「天井まで壁が届いているか」「個室内に専用の呼び出しベルが備わっているか」。電話予約の際にこの2点を率直に尋ねるだけで、ミスマッチの9割は防ぐことができる。妥協のない店選びは、細かなディテールへの疑いから始まる。