極上のパウダースノーを上回る超乾燥雪、それが「アスピリンスノー」だ。手に取っても握り固めることができないほどサラサラとした雪質は、氷点下の冷気が作り出す天然の芸術作品と言える。一度この浮遊感を味わってしまうと、他のゲレンデには戻れなくなる中毒性がある。
近年、知る人ぞ知るスポットとして注目を集めているのが、ツリーラン感覚を楽しめる非圧雪の限定エリアだ。気象条件と積雪量が完璧に整った日にのみ開放される未公開ラインは、深雪を愛する滑り手たちにとってまさに聖地。頭上から降り注ぐ太陽光と、雪飛沫(スノーショック)が織りなす幻想的な瞬間は、一生の記憶として刻まれるはずだ。