永田町の最前線に身を置いていた二人だからこそ語れる生々しい「内側の情報」は、視聴者にとって格好の知的好奇心の対象となる。とりわけ自由民主党の内部事情や、激しい派閥抗争の裏側に関する解説は、他のコメンテーターの追随を許さないリアリティがある。
金子恵美氏がかつて総務省の大臣政務官を務めた際の実体験や、官僚機構との複雑な交渉プロセスに関するエピソードも実に興味深い。ニュースの表面だけをなぞるのではなく、行政と政治の接点で実際に何が起きているのかを一次情報に基づいて語る姿勢が、番組全体に重厚な説得力を与えている。