トラックを駆け抜けるアスリートの姿に、世界中の視線が集まる。しかし、長年続いてきた極端なハイレグカットや肌の露出度の高さに対して、選手自身からの疑問の声や社会的な視線が変化してきた。これを受け、世界の陸上界を統括するワールドアスレティックス(国際陸連)は、ユニフォームの裁断や形状に関する最新ガイドラインを整備。選手個々が多様なスタイルを選択できる自由を明文化した。
新たな規定が目指すのは、パフォーマンス向上とプライバシー保護の両立だ。露出の少なさを重視したショートタイツ型やフルレングスのボディスーツに至るまで、競技規則を損なわない範囲での選択肢が大幅に拡大された。露出を抑えることが競技力の低下に繋がらないよう、最新の流体力学を用いた生地縫製が導入されている点が心強い。