認知症の妄想・作り話に隠された真実|否定厳禁の理由と家族の心が軽くなる対応術

認知症の妄想・作り話に隠された真実|否定厳禁の理由と家族の心が軽くなる対応術

認知症の妄想・作り話に隠された真実|否定厳禁の理由と家族の心が軽くなる対応術の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

妄想や作話に直面した際、家族が精神的平穏を保ちながら事態を収束させるための実践ステップは以下の通りです。

  1. ステップ1:感情の受容(ペーシング)
    内容の真偽には触れず、本人が抱いている感情に焦点を当てます。「泥棒が入った」と言われたら、「それは怖かったですね」「不安でしたね」と、相手の恐怖心に寄り添います。
  2. ステップ2:味方のポジションを確立する(協働作業)
    「泥棒を探しに行こう」ではなく、「大切な財布ですね。心配だから私も一緒に探します」と、共通の課題に向き合う味方として行動します。
  3. ステップ3:注意の転換(リダイレクション)
    一緒に探すふりをしながら、別の場所に事前に用意しておいた財布を「ここにありましたよ」と本人が見つけられるように誘導します。見つかった後は「見つかってよかったですね。温かいお茶でも飲みましょうか」と自然に意識を別の行動へ切り替えます。

このプロセスを踏むことで、本人の自尊心を守りつつ、興奮状態を速やかに沈静化させることが可能になります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。