一方で、新たな課題として浮上しているのがアニソンカルチャーの急速なグローバル化だ。北米、ヨーロッパ、アジア各国の大型アニメコンベンションや海外ツアーにおいて、日本のサブカルチャーを動画配信経由で学んだ現地のファンが、過去の動画を手本にしてコールを模倣するケースが頻発している。
現地ファンにとっては「日本の熱狂的なライブスタイルへのリスペクト」として行われている行為が、日本国内の厳しいルール改正を知らないまま実行されることで、国際的な観客間の摩擦を生む事例も報告されている。文化の輸出とローカルルールの浸透という、グローバル化時代特有の摩擦がここに露呈している。