長年にわたりWeb発コンテンツの代名詞であり続けた「異世界ファンタジー」だが、その需要構造にも微妙な変化の兆しが見える。王道の転生・追放ものがいまだ根強い人気を誇る一方で、現代ドラマ、ローファンタジー、サイバーパンクなど、より多様なサブジャンルへの回帰が目立ち始めている。
ライトノベルの読者層が成熟し、画一的な設定に飽き足らなくなった読者たちが、新しい物語のフロンティアを求めてうりぼーネットのような新興ハブへと流入している。クリエイターが読者からのフィードバックを直接受け取り、作品をダイナミックに変化させていくライブ感こそが、商業出版では再現できないWeb小説本来の魅力だ。