法人取引の現場でも、業務効率化の波は急速に浸透している。多くの法人が日常的に利用する「しんきんインターネットバンキング」は、受発注データや会計ソフトとのリアルタイム連携を強化した。
川崎市臨海部の物流企業では、毎月の決済業務にかかる時間が半減したという。データ連携によって得られた日々の資金動向は、信金側にとっても貴重な一次情報となる。兆候管理をデジタルで行い、経営の異変を察知した瞬間に担当者が現地へ駆けつける。ハイテクとハイタッチの融合が、これまでにないスピード感で資金供給判断を下す土台を築いている。