本作の原点は、ゲームデザイナーの鍋野ぺす氏が率いる鍋野企画がインディーズで発表した名作に遡ります。その洗練されたミニマリズムと抜群の盛り上がりが業界内で話題を呼び、ボードゲーム専門店の株式会社すごろくやが出版権を取得。大幅なアートワークの刷新とルール調整を経て商業化されました。
ロングセラーを続ける中で改訂が重ねられ、現在広く親しまれているのは犯人は踊る 第三版です。イラストレーターによる愛らしいキャラクター造形と、直感的に効果が理解できるアイコン表記が導入されたことで、子供から大人まで世代の垣根を越えて親しまれる傑作へと昇華しました。
基本構造を変えずに細部のカードバランスを研ぎ澄ませたこのアップデートが、単なる一過性の流行にとどまらないロングセラーの基盤を築いたと言えます。