高畑充希さんの家族構成は「父親・母親・充希さん」の3人家族で、彼女は一人娘として大切に育てられました。祖父母とも同じビル内で密接に交流しながら育ったため、温かな大家族の愛情を一身に受けて成長した背景があります。
充希さんが女優を志す最大のきっかけを作ったのも、実は舞台芸術好きだった両親、とりわけ父親の影響でした。父親は幼い充希さんを連れて、劇団四季や宝塚歌劇団、蜷川幸雄演出のシェイクスピア劇など、国内外の最高峰の舞台を頻繁に鑑賞に連れて行っていたといいます。小学生時代にはすでにクラシックやミュージカルの世界に魅了され、自ら舞台女優になる夢を抱くようになりました。
特筆すべきは、父親が決して「親のレール」を押し付けず、娘が自力で掴み取る努力を全面的にサポートした点です。彼女は中学時代、芸能事務所のオーディションを自ら受け続け、数十回もの落選を経験しながらも諦めませんでした。そして2005年、ホリプロ創業45周年を記念した『山口百恵トリビュート・ミュージカル プレイバック part2 〜屋上の天使』のオーディションで、見事9,621人の応募者の中から主演の座を勝ち取りました。父親は娘の情熱を信じ、影日向となって精神的支柱であり続けました。