店舗のリアルな状況を把握するため、休日の午後に現地フロアを観察し、来店客への聞き取りおよび各種レビューを精査しました。ネット上の評判や口コミを分析すると、改装前と現在で利用者層の評価が大きく二極化している実態が浮かび上がります。
「以前の落ち着いたアピタが好きだった年配層からは、『売り場の通路が狭くなり、ドン・キホーテ特有の圧縮陳列が少し歩きにくい』という戸惑いの声があるのは事実です。一方で、共働き世帯や若い世代からは『夜遅くまで空いていて、とにかく総菜と肉・冷凍食品が安い』『駅直結で家電量販店やダイソー、映画館が揃っているから、休日に車を出さなくてもここだけで済む』と、圧倒的な支持を集めています」(地元流通系アナリスト)
実際、地下1階の食品売り場へ足を踏み入れると、平台にはメガ盛りの精肉パックやPB商品が所狭しと並び、活気あふれる呼び込みの声が響いています。旧来の静かなGMSとは明らかに空気が異なり、PPIH傘下に入ったことで「買わせる熱量」が売り場全体に充満しています。フードコートに関しても、席数の多さと手頃なファストフード店が揃っている点から、放課後の高校生や小さな子ども連れのファミリーで終日賑わいを見せており、閑散とした駅前ビルとは程遠い熱気を帯びています。