Q1:日焼け止めに含まれる酸化チタンのナノ粒子は、毛穴から血管に入り込みませんか?
A1:入り込みません。国内外の皮膚科学会やEUのSCCS(消費者安全科学委員会)による多数の浸透性試験において、酸化チタンのナノ粒子は死んだ細胞で構成される皮膚の「角質層」の最外層にとどまり、健康な生きた細胞層(表皮深部・真皮)や血管系に到達しないことが確認されています。
Q2:二酸化チタンが入っている日本の食べ物を食べ続けると発がんリスクは上がりますか?
A2:日常的な食生活で摂取するレベルにおいて、直ちに発がんリスクが跳ね上がる科学的根拠はありません。体内に吸収される割合は0.1%以下と極めてわずかで、大半は便とともに体外へ排出されます。ただし、不要な不安を避けたい場合は、原材料名表示をチェックして二酸化チタン無添加の食品を選ぶことも有効な選択肢です。
Q3:なぜ「危険」という情報ばかりがSNSで拡散されるのですか?
A3:EUが「安全性を立証できない(予防原則)」として禁止した学術的なニュアンスが、ネット上で「EUが猛毒と認定した」と曲解されて過激なヘッドラインとして消費されたためです。「ハザード(有害性の可能性)」と「実生活におけるリスク(暴露量)」の混同が情報拡散の背景にあります。
Q4:ホワイトニング歯磨き粉に入っている酸化チタンを誤って飲み込んだら危険ですか?
A4:歯磨き粉に含まれる程度の微量であれば、誤ってわずかに飲み込んでしまったとしても急性毒性や重大な健康被害が生じる可能性は極めて低いです。使用後は通常通り口をしっかりゆすいで吐き出せば問題ありません。