2023年末の米LPGAツアー最終予選会(Qシリーズ)を突破して以降、吉田優利の挑戦は決して平坦な道ばかりではありませんでした。芝質の異なるコースコンディション、長距離移動、過密日程のなかで、序盤は出場優先順位(リシャッフル)の壁に直面しながらも、持ち味である粘り強いショートゲームとショートアイアンの精度を研ぎ澄ませて適応を進めてきました。
2024年シーズン終盤に見せた上位フィニッシュを足がかりに、2025年から2026年にかけてはトップ10フィニッシュの回数を増やし、米ツアーのシード権を盤石なものにしつつあります。国内ツアー通算3勝(メジャー1勝)の実績に甘んじることなく、弾道の高さやアプローチのバリエーションを増やしたことで、タフな米国のセッティングでもスコアをまとめる対応力を確立しました。
以下は、プロ入り後の獲得賞金推移と主要なスタッツを整理した比較データです。
日本ツアー時代から積み上げた生涯獲得賞金はすでに3億円を優に超え、米ツアーの賞金増額トレンドも相まって、アスリートとしての市場価値は国内外で極めて高い水準を維持しています。