原口沙輔のキャリアを紐解く上で欠かせないのが、その圧倒的な早熟さと現場叩き上げのバックボーンです。2003年5月21日生まれ、愛媛県松山市出身の彼は、2歳でダンスを始め、5歳で父親から譲り受けたPCを通じてDTM(デスクトップミュージック)の世界に足を踏み入れました。
小学生時代にはすでにNative Instruments社のサンプラー「Maschine」を自在に操り、フィンガードラムの超絶技巧を体得。10代前半にしてニューヨーク・アポロシアターの「アマチュアナイト」で優勝を果たし、原宿の路上パフォーマンス動画がSNS上で爆発的な拡散を見せるなど、早くから神童として名を轟かせました。
2018年、当時わずか15歳でメジャーデビュー。1stシングル『インフルエンザー』をはじめ、ポップでキャッチーなエレクトロサウンドと高度なダンスパフォーマンスを融合させたスタイルでメディアの脚光を浴びます。さらに2021年に開催された東京2020パラリンピック開会式では、音楽制作陣の中核を担うと同時に会場でのライブパフォーマンスを披露し、名実ともに日本を代表する新世代クリエイターとしての地位を確立しました。