卒業ラッシュを語る上で欠かせないもう一つの決定打が、4期生の急激な成長と存在感の拡大です。新戦力の台頭は、先輩メンバーにとって「安心して未来を託せるサイン」となりました。
11thシングル『君はハニーデュー』での正源司陽子の単独センター抜擢、続く12thシングル『絶対的第六感』における正源司陽子と藤嶌果歩のWセンター起用など、運営はグループの顔となるポジションを4期生へ大胆に移管しました。日本武道館での単独3Days公演を成功させるなど、4期生が単なる「新人」の枠組みを飛び越え、日向坂46の新たなエンジンとして機能し始めたことが実証されています。
この変化に対するファンの反応(おひさまのコミュニティ心理)は、当初複雑に揺れ動きました。
- 「ひらがな時代からの物語が終わってしまう」という喪失感:苦難の時代を切り拓いてきた1期生への思い入れが強い古参ファンほど、一時代の幕引きに強い寂しさを吐露する声が目立ちました。
- 「未来への希望と世代交代の受容」:一方で、ライブパフォーマンスで堂々と躍動する4期生の姿を見て、「日向坂の魂は確実に受け継がれている」「これなら先輩たちも悔いなく送り出せる」と前向きに捉え直すファンが確実に多数派を占めるようになっています。
先輩たちが築き上げた「全員野球」のスピリットを薄めることなく、新しい色を塗り重ねられる土台が完成したからこそ、レジェンドメンバーたちは晴れやかな気持ちで次の一歩を踏み出せたのです。