厚生労働省の賃金構造基本統計調査や各種就職情報大手のトラッキング調査を統合・分析すると、東大卒の年収水準は日本の全大卒平均を圧倒的に上回り続けています。同世代人口(約110万人〜120万人)のうち、東大入学者は毎年約3,000人。わずか約0.25〜0.3%(大卒者全体の中でも約0.5%)という希少価値が、初期キャリアにおける高いプライシングに寄与しています。
東京大学が公表している進路状況データおよび各就職支援機関の集計によると、近年の就職先企業ランキング上位の顔触れは大きく変貌を遂げています。かつて上位を独占していたメガバンクや重厚長大型メーカーに代わり、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、アクセンチュアなどのコンサルティングファームや、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事といった総合商社がトップ層を維持しています。
加えて、情報理工学系や工学部を中心に、Googleなどの外資系ビッグテックや国内急成長テック企業、AI・ロボティクス分野のディープテックスタートアップを選択する学生が激増しており、学部ごとの志向性にも明確な特徴が現れています。