借入残高を一息に清算する「全額完済」を目指す際、ATM利用者はシステム特有の構造的な壁に突き当たります。それが「端数(1円単位)の利息残高」の処理問題です。
正しいモビット一括返済ATMやり方を実践しないと、残債が数十円だけ残存し、完済扱いにならないトラブルが多発しています。前述したようにコンビニATMは硬貨に対応していません。借入残高が「152,431円」であった場合、コンビニATMから入金できるのは153,000円(千円単位での多め入金)となります。
この場合、超過して入金された569円は「預り金」として処理され、後日銀行口座への振込返還を依頼するなどの無駄な手続きが発生します。また、多めに入金することを知らずに「152,000円」だけを投入した場合、残った431円は「無利息残高」として利息は発生しないものの、契約自体は継続し、解約証明書の発行や信用情報上の「完済フラグ」が立たない状態に陥ります。
端数まで完全に清算して一括解約を目指すのであれば、以下のいずれかのアプローチを選択するのがプロの定石です。
- インターネット返済(推奨):「Pay-easy(ペイジー)」連携を利用し、会員専用サービス「Myモビ」から1円単位で即座に完済する。手数料も0円で移動の必要もない。
- 三井住友銀行の店舗内ATM:平日営業時間内の支店併設ATMであれば、硬貨投入に対応している機種が存在するため、現金で正確な端数清算が可能。
- 銀行振込による送金:モビットが指定する返済専用口座へ、ネットバンキングから1円単位の端数を指定して振り込む(振込手数料が発生する場合あり)。