今田美桜が芸能の世界へと足を踏み入れたのは、高校2年生の冬、地元・福岡市中心部の天神新天町でスカウトされたことが発端でした。当時は福岡のローカルモデル事務所「C-style」に所属し、地元深夜番組へのレギュラー出演や駅頭ポスターのモデルを務めるなど、ローカルタレントとしての活動をスタートさせています。その圧倒的なビジュアルから、当時すでに福岡の若者の間では噂の美少女として囁かれていました。
転機が訪れたのは19歳の春でした。映画『罪の余白』の撮影現場で、映画関係者を通じて現在の所属事務所「コンテンツ・スリー」社長の目に留まります。「福岡まで直接スカウトに来てくれた社長の熱意に打たれた」と当時の手記でも明かされている通り、彼女は本格的に女優を目指すことを決意しました。しかし、両親は芸能界入りに猛反対。「同級生たちが大学進学や就業へと進む中、22歳になるまでのタイムリミットを設ける」という厳しい条件付きで上京を認められたという経緯があります。
限られた時間の中で、知名度を爆発的に高めるための突破口として選ばれたのが雑誌のグラビアでした。2017年7月、『週刊プレイボーイ』(集英社)にて初の水着グラビアを披露すると、ネット上や出版関係者の間で「とんでもない新星が現れた」と騒然となりました。愛くるしい大きな瞳と、健康的で引き締まったメリハリのあるプロポーションとの鮮烈なコントラストは、瞬く間に読者の心を捉えました。
さらに同年11月には『ヤングジャンプ表紙』への大抜擢を果たし、巻頭グラビアを堂々と飾ります。「福岡で一番かわいい女の子」というキャッチコピーは週刊誌や情報番組を通じて瞬く間に全国へと浸透し、グラビア界のトップランナーとしてのポジションを短期間で確立することになりました。