まずは基本となる読み方と語源を確認します。物故者の読み方は「ぶっこしゃ」です。「ものゆえしゃ」や「ぶっこにん」と誤読されるケースが散見されますが、正しくは「ぶっこ」と読みます。
「物故(ぶっこ)」という言葉自体に「人が死ぬこと」「世を去ること」という意味が含まれています。語源には諸説ありますが、古くは「物の故(事の理由)」という意味合いから転じて、人間がこの世から姿を消す・事由があって世を去ることを指すようになったとされています。現在では、単に人が亡くなった事実を指すだけでなく、特定の団体、学会、学校、企業などに所属・登録されていた人物が亡くなった際に用いられるケースが一般的です。