38度以上の高熱があり食欲が全く湧かないときは、固形物を無理に食べる必要はありません。最優先すべきは脱水症状の防止と最低限の糖分補給です。発熱時は自覚症状以上に皮膚や呼吸から水分が失われるため、こまめな水分補給が欠かせません。
この段階で非常に役立つのが、体内への吸収速度に優れた経口補水液(OS-1など)やスポーツドリンクです。また、「発熱時にアイスクリームやゼリーを食べてもいいのか」という疑問を抱く方も多いですが、これらは非常に理にかなった選択肢といえます。のどごしが良く、炎症を起こした喉を一時的に冷やす効果があり、効率よく糖分とカロリーを補給できます。特にバニラアイスは脂質と糖質が適度に含まれ、少量でエネルギーを補える優れたレスキューフードです。
熱を冷ます効果が期待できるフルーツとして、水分とカリウムを豊富に含むりんご(すりおろし)、バナナ、桃缶、スイカなども適しています。冷やしすぎたものを一気に食べるとお腹を壊す原因になるため、少し室温に戻すか、少量ずつ口に運ぶのがポイントです。