現在における住谷正樹の活動を語る上で欠かせないのが、驚異的な肉体美と芸術的才能の2軸です。
2009年、プロレスの試合中に左足踵骨を粉砕骨折するという選手生命を脅かす大事故に見舞われ、約8ヶ月間の入院と長期リハビリを余儀なくされました。一時は歩行困難とまで診断された絶望的状況から彼を救ったのが、徹底したウエイトトレーニングと自己管理でした。その後、サマー・スタイル・アワードやFWJなどの本格的なフィジーク・ボディビル大会に出場。50代を迎えてなお、彫刻のように研ぎ澄まされた大胸筋とシックスパックを維持し続けています。
さらに世間を驚かせたのが、美術分野における目覚ましい台頭です。人気バラエティ番組『プレバト!!』の水彩画やスプレーアート査定において最高位の特待生・名人へと登りつめ、その卓越したデッサン力と色彩構成力は専門家を唸らせました。近年では自身のアート作品を集めた単独個展を定期開催しており、展示されたキャンバス画が数十万円の高値で即日完売するなど、現代アーティストとしても確固たる実績を積み上げています。豪快な肉体と、ミリ単位の筆致をコントロールする繊細な感性。この二面性こそが、現在の彼の深みを生み出しています。