「韓国コスメは現地のオリーブヤングで買うのが絶対に一番安い」という言説は、現在では完全に過去の常識となりつつあります。円安・ウォン高の進行と、国内ECモールのポイント還元競争により、価格構造は劇的な変化を遂げました。
例えば、国内の大手モールが年4回開催するビッグセールやブランド公式ショップのクーポン施策を適用した場合、ポイント還元や送料無料キャンペーンを含めると、日本の自宅にいながら現地店頭の実質価格を下回る価格で購入できる逆転現象が日常的に起きています。特に、飛行機代や宿泊費、現地での移動コストを考慮した場合、「わざわざ渡韓してオリーブヤングでまとめ買いする」経済的合理性は薄れつつあります。
さらに見逃せないのが、「消費期限」と「使用目的」の不一致です。1+1でお得だからと同一の美容液を2本購入したものの、1本目を使い切る頃には肌のコンディションが変わっていたり、別のトレンド製品へ目移りして未開封のまま期限切れを迎えてしまうケースが後を絶ちません。過剰なセット売りは、一見お得に見えながら「使い切れない無駄」を生み出すリスクを孕んでいます。