Q1:全身麻酔のあと喉の痛みと声がれが1週間以上続いています。放置しても大丈夫ですか?
A1:挿管チューブによる軽度の粘膜刺激であれば数日から1週間程度で治まりますが、1週間を超えても声がかすれたまま改善しない場合や、水分を摂る際に激しくむせる場合は、声帯を動かす神経の麻痺(反回神経麻痺)が生じている可能性があります。自然治癒を待たずに、早めに耳鼻咽喉科を受診してファイバースコープによる声帯の動きの確認を受けてください。
Q2:麻酔後の手足や唇のしびれ、どのくらい続いたら病院に行くべきですか?
A2:局所麻酔薬の効果は通常半日程度で消失します。翌日以降も明らかな知覚の鈍さ、触れたときの違和感、ジンジンとしたしびれが残っている場合は、手術後1〜2週間以内の早い段階で主治医に申し出てください。神経の修復治療は発症早期に開始するほど効果が高いため、1ヶ月以上様子を見続けることは避けるべきです。
Q3:硬膜外麻酔のあとに頭痛がひどく起き上がれません。自宅でできる対処法はありますか?
A3:硬膜穿刺後頭痛(PDPH)が疑われる場合、最も効果的なセルフケアは「平らな状態で横になって安静を保つこと」と「十分な水分補給」です。カフェインの摂取が頭痛を和らげることもあります。しかし、起き上がると日常生活が送れないほどの激痛が続く場合は我慢せず、手術を受けた病院に連絡してください。血液を注入して漏れを塞ぐブラッドパッチなどの専門的処置により速やかな改善が期待できます。